ゆっくり、じっくりがいい

糀づくりに初チャレンジしました！

 ひと晩お米を浸水し、
１~２時間かけてしっかり水を切り、
お米を蒸していく。

蒸し器に一気に入れるのではなく、
お米の状態を見ながら・・・

蒸しあがったらお米を冷まして
種こうじをまんべんなくまぶして保温。

ここからは、温度が上がりすぎないように、
下がりすぎないように保ちながら８時間。

途中で切り返して保温１２時間。

・・・・・

まだまだ保温すること数時間・・・

そうしている間に、
菌ちゃんが米の中に根っこをぐんぐん伸ばし
元氣いっぱいこうじの花を咲かせてくれる(*^^*)

味噌や醤油、甘酒など
現代は買うものになってしまったけど、
昔はどこの家でもこうじから
自家製の味噌や醤油、甘酒など作ってたんですよね。

冷蔵庫なんかもなかった頃、
糀で漬けたり、糠で漬けたりして
保存できるようにした先人の知恵。

しかも栄養価もアップし、
いろいろ使いまわしができる優れもの。

早さや便利さが優先されるようになって
味や見た目は同じようでも、
食品添加物入りの味噌や醤油などとは
まったく別モノ。

じっくり時間をかけて、
大切に菌を育てていくのは面倒かもしれないけど
わたしの常在菌とも調和して
どこのものよりも美味しく、
わたしの心身を整えてくれるに違いない(*^^)v

こういう発酵食材も、
化粧品も、お洋服も・・・、
どれも繋がっている気がします。

便利さと引き換えに切り捨ててしまったものが、
本当はすごく大切だったんじゃないかなって。

時間をかけて
大切に向き合ったものは
ちゃんと応えてくれる。

早く、便利に、もっともっと・・・
日々の暮らしがそういう意識になったことで、
根っこの部分が不安定になってしまったような気がします。

ゆっくり、じっくりもいいんじゃない(^_-)-☆

さあ、糀ちゃんが寒がってないか見てこよう♪