シャンプーやヘアケア製品、
基礎化粧品やメイク用品、
洗濯洗剤など衣・食・住の暮らしのなかの
そこかしこに合成界面活性剤が使われています。
合成界面活性剤を使うことによって
本来混じりあわない「水」と「油」を混ぜ、
様々な働きを持たせることができるからです。
泡立ちをよくしたり、
洗浄力を持たせたり、
しっとり感やヌルヌル感を与えたり・・・。
いろんな働きを持たせられる合成界面活性剤は、
2千~3千種類もあると言われています。
本来混じりあわない「水」と「油」を
混ぜることができるということは、
皮膚の上においては大変なことです!
細胞を守る皮脂膜を溶かしてしまうのですから。
合成界面活性剤入りのシャンプーを使っていると、
頭皮の皮脂が奪われ、表皮の細胞が壊されます。
そのため乾燥し、正常なターンオーバーが乱れ
ふけやかゆみなどの症状が現れてきます。
髪のキューティクルも溶かしてしまい、
使うたびに毛根も小さくなるため、
生えてくる毛が細く、弱くなります。
さらにひどくなると、毛根が壊され、
毛根と毛根の間が広くなるため薄毛になるのです。
女性の薄毛のお悩みがとても多くなっているのは、
合成界面活性剤の影響と考えられます。
合成成分が頭皮から毛細血管を通して
体内に入ると、分解されずに臓器に蓄積していきます。
それが、あらゆるカラダの不調の原因となっている
可能性があるのです。
明日は、身体へのダメージについて
もう少し詳しく見ていきましょう。