こんにちは!シャンティです。
天然の植物成分は、肌に対して複合的な働きをしてくれるということを先日の記事にも書きましたが、
なぜ一つの植物がそれほどたくさんの効用を持っているのか。
それは、ひとつの植物に何百もの複合的な成分が含まれているからです。
科学が発達した現代でも、植物の成分をすべて明らかにするのは不可能なほど。
年齢を重ねた肌は全体的に酸化しているため、シミ、しわ、くすみ、たるみ、乾燥など、いくつもの問題が重なっています。
植物エキスはそんないくつもの問題をもつ肌に対して総合的に働きかけ、全体的に改善方向へと導いてくれるものです。
それに対し合成化学成分は、保湿や美白といったひとつの効用しか持ち合わせていません。
どんなに科学が発達し、合成成分を組み合わせて複合的な要素を盛り込めたとしても、自然界の植物の多様性にはかなわないのです。
しかも、ひとつの目的に対して効果を発揮するのと同時に、他のことを犠牲にしてしまう恐ろしさがあります。
たとえば、シミに対して効果を発揮したとしても、その周辺の肌が乾燥し老化するという問題も実際にあるのです。
現代コスメのラベルに記載された全成分を見ると、主にカタカナ+アルファベットの合成成分名が連なっています。
ひとつ一つの成分が単一の働きしかしないため、おのずとたくさんの成分で構成されることになります。
それに比べて自然派のコスメの成分は、わかりやすい植物エキス名が並ぶシンプルなものです。
たとえば「ラベンダーエキス」と成分名に書かれていたとしても、それは「ラベンダー」という単一成分というわけではありません。
ラベンダーエキスは何百もの書ききれないほどの成分で構成されていて、さらに、現代科学ではまだ明らかにされていない未知の成分も含まれているのです。
植物を丸ごと使うということは、それだけ多くの成分を含有していて、それぞれの効果が総合的に働くということ。
シミが・・・とか、シワが・・・とか、たるみが・・・とか、
そんな個別の効果に絞らなくても、総合的な作用で肌を蘇らせてくれるのが植物のチカラなのです!
今日もお読みくださりありがとうございます!