こんにちは!シャンティです。
「オーガニックコスメ」という表記には統一基準がないということを昨日のブログでお話しました。
自然派コスメを求める消費者の感覚としては、オーガニックコスメ=100%オーガニックの天然成分だと思います。
しかし、「オーガニックコスメ」と謳っている化粧品においても、
オーガニックの成分は一部分だけで、その他の多くはオーガニックではなかったり、
石油系成分も配合されている場合もある、というのが現状です。
消費者が真のオーガニックコスメを選ぶためには、成分までしっかりチェックする必要があるということ。
そこで、真のオーガニックコスメを探している方、
ナチュラルで肌に安心な成分のものを使いたいと思われているなら、
避けた方がよい成分をご紹介したいと思います。
●合成界面活性剤
水と油を混ぜ合わせるために、洗顔フォームやクリームなど多くの化粧品に使われています。
合成界面活性剤は、皮膚のバリアを破壊し、肌を薄くして乾燥肌を招きます。
避けたい成分は、「ラウレス-3」「ラウリル硫酸Na」「PEG-〇〇」「ステアリン酸グリセリル」
●合成防腐剤
こちらも多くの化粧品に使われています。
アレルギーを起こす恐れや、環境ホルモンの疑いがあり、生体内のホルモンバランスを崩す恐れがあります。
避けたい成分は、「パラベン(エチルパラベン、メチルパラベンなど)」「フェノキシエタノール」「安息香酸Na」
●鉱物油・合成の油性成分
植物油の10分の1ほどの価格で入手できる鉱物油は、クレンジングやクリームなどによく使われています。
石油から作られる油性成分もあり、これらは皮膚呼吸を妨げ、肌のくすみやトラブルを招く恐れがあります。
避けたい成分は、「ミネラルオイル」「パラフィン」「ベンジルアルコール」「ミリスチン酸イソプロピル」「安息香酸アルキル」
●合成ポリマー
肌にハリやツヤがあるように見せる合成ポリマーは、ファンデーションやクリーム、エイジングコスメによく使われています。
合成ポリマーは皮膚呼吸を妨げ、肌に必要な常在菌を死滅させてしまい、肌荒れの原因となります。
避けたい成分は、「ポリクオタニウム-6」「ポリ酢酸ビニル」
●合成色素
メイク用品(アイシャドー、口紅、チークなど)色ものに使われています。
合成のタール色素は、色の種類が豊富で変質しにくいためメイク用品には欠かせないものとなっています。
しかし、発がん性や奇形を引き起こす疑いがあるものも多く、特に口紅など体内に入りやすいものは要注意。
避けたい成分は、「赤色〇号」「青色〇号」「黄色〇号」
美しくなるために使っている化粧品なのに、使えば使うほど肌の状態を悪化させてしまう石油系の合成成分。
CMやパンフレットのコピーが真実か、消費者自身が見極める目を持たなければいけない現状です。
今だけ良ければいいという方には必要ない情報かもしれませんが、
10年後、20年後も健康で美しくありたい方は、本物のオーガニックコスメを選ぶ際にお役立てください。
化学合成の成分はまだ歴史が浅く、安全性が確立されていないものですから、
ここに記したもの以外の合成成分は安全かといえば、そういうことではありません。
目指すところは、自然界にある何千年も前から使われてきた植物原料から作られ、
安全性が確認できている真のオーガニックコスメです。
今日もお読みくださりありがとうございます!