こんにちは!シャンティです。
中国の古い経典『書経』に、このような記述があるそうです。
草根木皮、これ小薬。
鍼灸、これ中薬。
飲食衣服、これ大薬
身を修め心を治める、これ薬源なり。
漢方薬や鍼灸よりも、毎日の食事や身に着ける衣服が心身の健康にとって大事ということ。
飲食とおなじくらい衣服もカラダやココロに作用するということが、古代からわかっていたということですね。
お洋服が好きで、短大を卒業後は某アパレルメーカーに就職し、14年間もファッションアドバイザーをしていたけど、あの頃はそんなこと考えたこともなかった。
服選びはデザインや色、素材感など、見た目がすべてだった私。
衣服のもっとも大切な役割はカラダを護ることなんだ!っていうことに、最近になってようやく考えが及ぶようになりました(^-^;
見た目重視の服選び・・・
いま思えば、どこか窮屈だったり、蒸れて気持ち悪いな~って感じながらも、オシャレのためにガマンしてたんだな~。
静電気が起きたり、肌が乾燥してかゆみが出たりしても、ガマンして着てたこともある(苦笑)
カラダはストレス満開だったでしょうね💦💦
肌に触れる下着だけはどうしてもナイロン系のがダメで、綿のものしか付けられなかったのだけど、それでも、キレイなレースのツルツルした生地のを何回も懲りずに買って・・・。
それだけカラダが拒絶してたんですね・・・。
愛おしい私のカラダちゃん、ごめんね😢
自分の心と身体を犠牲にしてまで着飾ってなんになるのだろう?って今の私は思っています。
手紡ぎ、手染め、手織りの布でつくられるTAKSU AMANATのお洋服。
昨日の記事にも書いたけど、肌寒くなってもまだ手放せず、昼も夜もずっと着ていたいのです。
それは・・・心地いいから。
素材自体の心地よさに加え、作り手の気持ち(嬉しさや敬虔の念)など、すべてが心地良く感じられるからだと思います。
TAKSU AMANATのお洋服を縫うバリ人のテイラーさんは、大切に織られた布にハサミを入れるのが「かわいそう・・」っておっしゃったそうです。
そんな風に布をたいせつに扱い、丁寧に丁寧に洋服に仕立て上げるテイラーさんの心がこもったお洋服。
肌ざわりはサイコー!軽くて、締めつけないので着心地サイコー!
それ以上に、身に着けているときに感じる包容力というか、安心感というか、心地よさは言葉では言い表せません。
まさに”大薬”だからなんだろうなー。
TAKSU AMANATのお洋服が在ってよかった~~ってまたまた思う今日この頃です(o^^o)
来春のコレクション開催に向けた準備のために、Makoがバリに発ちました。
また新しく生み出されるお洋服もきっと心地よく、嬉しい循環を生み出してくれるものだと思います。
今のところ量産はできないけど、この大薬が必要な方のところに届きますように・・・✨
今日もお読みくださりありがとうございます!