ヌサペニダとバリ本島のイカット(手紡ぎ・手染め・手織り布)
ヌサベニダとバリ島の天然コットンを手紡ぎ、手染め、手織りした布を使ったオリジナルデザインの洋服を企画、制作しています。
糸を紡いで手染めするまでおおよそ1ヶ月。
その糸を1枚のショールに織り上げるのに1週間もかかる手織りの布、イカット。
イカットは、古くから神事に使われ、身を守るための意味をもち、その作品はバリの一家にとって大切な財産でもあります。
織り込まれているモチーフは植物や動物などの自然、森羅万象、宇宙を表しています。
素材もヌサベニダとバリ島のコットンを手染めした自然素材ばかり。
大切な村の文化でありながら、最近ではグローバル化の波にのまれ、若い後継者も少なくなっているそうです。
長年にわたり培われた文化が消えてしまうことは民族全体の損失であり、一度失われてしまった文化を再興するのは難しいもの。
機織りの文化と技術が守られ、これからも村の産業として続けていけるよう、私たちはその素晴らしさを世界の皆様にお伝えする役目を担いたいと思っています。